このページの先頭です

当サイトについて

コラム一覧 ビットコイン(bitcoin) 仮想通貨NEM(ネム)ビットコインのブロックチェーンとの相違点

仮想通貨NEM(ネム)ビットコインのブロックチェーンとの相違点

31440view

2022.02.09

ビットコインとブロックチェーン

ビットコインに使われているブロックチェーン

ビットコインの取引は、個人情報の部分を除いてすべてブロックチェーン技術によって管理されています。

ブロックチェーンはP2P(Peer to Peer)という形で参加者のコンピューターをネットワークで繋ぎ、そこにブロックと表現されるビットコインの取引情報を保存して管理して公開取引帳簿にしていく技術なので分散型台帳とも表現されています。

ブロックチェーン技術が最初に使用されたのがビットコインです。

ブロックチェーンとマイニング

ビットコインの取引情報は複数のコンピューターで分散して管理されるため、取引をリアルタイムで更新することはできません。ビットコインの承認作業は10分ごとにまとめて行われます。

この時ブロックチェーンの先端に、新しいブロックを繋げていくための鍵を見つけ出す作業をマイニング(Proof-of-Work)と呼び、マイニングで鍵を見つけ出した人に報酬として新しく発行されたビットコインが支払われます。

ブロックチェーンのさまざまな暗号通貨への応用

ビットコインのブロックチェーンには、ビットコインの取引や取引所からウォレットへの移転や送金などの取引が記述されるだけですが、このブロックチェーン技術を応用することでビットコイン以外の暗号通貨や、法定通貨、株式や債券、美術品などさまざまな資産を管理するカラードコインと呼ばれるアイデアに活用されます。

また、イーサリアムのスマートコントラクト(契約の自由化)の基盤などに応用されて、さまざまなサービスに利用されています。

例えばイーサリアムは今後、土地登記への活用や出生届、婚姻届、公的年金記録など確実な記録が望まれるサービスへの応用が見込まれています。

NEMのブロックチェーン

プライベートブロックチェーン「mijin」

一方NEMのブロックチェーンには、テックビューロ社のプライベートブロックチェーン「mijin」が使用されています。ビットコインのブロックチェーン技術を元に、より速く、より安全に、より安く使用できるように開発されました。ビットコインとの大きな相違点はPol(Proof-of-importance)システムを使用しているところです。

このシステムによってビットコインと比較してハーベスティングの電力消費が少量で済み、セキュリティー面も強固になっています。mijinには、資産管理の用途の他に、決算や契約、情報処理などのさまざまなシステムが組み込まれ多彩な用途があります。

第1期の募集では日本を含め15カ国の企業からの申し込みがありました。日本発のブロックチェーン技術にNECや野村総合研究所、SBIポイント株式会社などの大手企業も注目し、第1期募集の際の申し込み企業に名を連ねています。

NEMのハーベスティング

ビットコインはマイニングにより報酬を獲得しますが、NEMではこの作業をハーベスティング(収穫)と呼んでいます。

NEMを公式ウォレットに10,006XEM以上所持しているだけで初心者でもハーベスティングに参加でき報酬がもらえるので、通常の投資と合わせてハーベスティングでNEMを増やしていくことが可能です。

NEMの価格

NEMの価格はチャートで確認できます。

チャートを確認していくとNEMの価格は今年4月までは1XEM=0.5円ほどで推移していました。その後4月後半から5月中旬にかけて40円近くまで高騰しました。比較するとほぼ80倍で、この推移は投資初心者にも注目されました。2017年12月6日現在では33.5円程度で取引されています。

NEMを扱う取引所

NEMを取り扱う取引所は世界中にあり、Bittrexで出来高の60%以上、Poloniexで出来高の24%、Hitbtcで出来高の13%程度が取引されています。またCoincheckやZaif、biFlyerなどの国内仮想通貨取引所でも取引されています。

このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

あわせて読みたい関連コラム

掲載中のコラムを見る