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ビットコインとリップルを比較|ブリッジ通貨の用途&管理主体の存在

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2022.01.26

ビットコインからの派生?バージョン2.0と呼ばれる暗号通貨

「インターネットに繋がったウォレットからウォレットへ、いかなる政府や金融機関からの干渉を受けることなく取引を行うことができる」との基本理念で開発されたのがビットコインです。従来の金融システムの存在を揺るがしかねない勢いで普及する暗号通貨は、このビットコイン誕生の瞬間から歴史が始まりました。

2017年に入ると初心者の投資家達からの投資が急増、取引所での暗号通貨の価格チャートは軒並み右肩上がりの未曾有の好景気に突入しました。好景気を迎えた暗号通貨市場にリリースされる銘柄は、2017年11月末には約1,300銘柄を数え、取引所ではイーサリアムを代表とするアルトコインも活発に取引されています。

アルトコインの代表銘柄といえばイーサリアムですが、今回はリップルを取り上げ紹介します。

アルトコイン「リップル」とは?

多くの暗号通貨はビットコインの開発したブロックチェーンを利用して運営しています。ブロックチェーンをバージョン1.0、ブロックチェーンに独自のシステムを追加したものはバージョン2.0と呼ばれます。

通貨の取引履歴だけを記録するブロックチェーンと比較すると、契約内容や支払い条件などの付帯情報を取引履歴に紐付けることができるのが特徴です。

リップルの場合、開発コンセプトが法定通貨の為替取引や株、債権などの流動資産などの取引の際に利用する「ブリッジ通貨」なのが特徴的だといえます。

リップルとビットコインの違いは?

ビットコインが掲げた仮想通貨の概念は「管理者を持たず利用者同士が運営するシステムである」ですが、リップルには明確な管理者が存在します。一見非常に民主的に見えますが、実力のある情報承認者(マイニング業者)の発言力が運営に大きな影響を及ぼすことは、2017年8月に発生したビットコインの分裂騒動で露呈しました。

リップルは明確な運営者を存在させることで、誰も責任を取ることがない民主的なシステムではなく、責任の所在が明確となっているシステムを敢えて選択しています。一般的なブロックチェーンのシステムでは取引の承認には、高度な演算で算出したハッシュ値を使用します。

この演算作業がマイニングと呼ばれるのですが、リップルは独自のコンセンサスシステムを採用し、演算作業を必要としません。ビットコインの取引の承認は演算作業に約10分間を要しますが、リップルは数秒で取引の承認が完了します。この承認速度の早さは金融取引のブリッジ通貨に求められるものだといえます。

リップルは投資先として有効な暗号通貨なのか?

右肩上がりの価格チャートが目立つ暗号通貨取引の中で「リップルは投資の対象として有効なのか?」は投資の初心者の方にとっては気になるところです。リップルはその独創的な開発コンセプトで巨大IT企業であるGoogleとの提携を結んでいます。

さらにスピーディな金融取引が行えることなどに注目した日本のメガバンク、東京三菱UFJ銀行の取引手段として採用されるなど、他のアルトコインと比較しても順調に成長している優良銘柄だといえるでしょう。

ビットコインが掲げたことで「暗号通貨の常識となっている」ともいえる「管理者をおかない」、「取引の承認(ハッシュ値の演算)をマイニング業者に委ねる」などの習慣を打ち破ったシステムを提案したことでリップルは、世界中の多くの企業や金融機関から高い評価を受け提携企業は増え続けていいます。

2017年11月末現在の暗号通貨としての時価総額ランキングは第4位にランキングされているにもかかわらず、発行枚数が多いことで1XRP=約29円と手が出しやすい金額であることも大きな魅力だといえます。

暗号通貨リップルは、提携企業にとっても一般投資家にとっても、非常に価値の高い優良暗号通貨銘柄なのではないかと強く感じます。

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