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【使う・送る・投資・発掘】ビットコインと電子マネーの違い

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2022.02.19

ビットコインと電子マネーの相違点

使用方法や使用時の価値の違い

同じ仮想通貨の仲間で、イメージがしやすい事でよく比較をされるビットコインと電子マネーですが両者には類似点もありますが、相違点もかなりあります。バスや電車の支払いやコンビニの買い物が出来る電子マネーにはICチップが埋め込まれたカードが存在し、カードにお金をチャージして使用します。

一方の暗号通貨と呼ばれるビットコインやイーサリアムなどのコインにはカードは存在せず、ビットコインを扱っている取引所でコインを購入(両替)して、それをウォレットと呼ばれるお財布アプリに入れて使用します。

実際に使用する時も、電子マネーは1000円チャージすれば1000円分使用出来ますが、法定通貨と同じように扱われているビットコインには相場があり、その時々で貨幣の価値が上下する性質を持っています。

この価格の変化はドルや円、同じ暗号通貨の仲間イーサリアムと同じようにチャートで表されます。価格が一定の電子マネーと価格が変化するビットコイン、この点は大きな違いです。

発行元や管理元の違い

普段使用している電子マネーにはJRやコンビニなど、発行元やそれを管理している企業が存在しますが、ビットコインには発行元や管理元が存在しません。

そのため電子マネーは使用出来る範囲がある程度決まっていますが、ビットコインは発行元や管理元が存在しないため、ビットコインを使用出来る場所であれば世界中どこでも使用可能です。

送金システム

電子マネーはカードや携帯にチャージする事で使用出来るお金なので、家族や友人などに電子マネーを送金するという事は出来ません。しかしビットコインは取引所から自分のウォレットや家族や友人、海外へも簡単に送金する事が可能です。

しかも今までの法定通貨の海外への送金は、送金手数料も手続きも時間もかかっていましたが、ビットコインでの送金は、手数料も安く、送金手続きや送金時間も短縮出来るメリットがあります。

ビットコインの投資や発掘

ビットコインの投資

電子マネーと比較して初心者が最も難しいと感じるのが投資かもしれません。ビットコインは通貨なので、ドルやユーロのように価値が上下する性質を持っています。そのため、チャートを利用して今後の価格の変動を予測して投資する事も可能です。

例えば株やFXと同じように、今後も価値が上昇すると思えば購入し、ある程度上がったところで売って利益を得る事も可能です。当然その逆に損をする事もあるので、投資初心者が不安を感じてしまう部分でもあります。

ビットコインの価格は他の法定通貨と同じように需要と供給で上下動したり、暗号通貨のニュースによって大きく変動します。

現在ビットコインの価格は大きく上昇していますが、これはビットコインの利用範囲が今後も広がり、売買に参加する人が今後も増えると予測される事で需要が高まるとの思惑があり、なおかつビットコインは今後の発行量の上限も決まっているので、価格が今後も上昇すると考える人が多いからです。

ビットコイン発行の仕組み

もう一点、ビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨にはマイニング(発掘)という聞き慣れない言葉もあります。これは法定通貨にも電子マネーにもない暗号通貨独特のものです。

法定通貨や電子マネーは国や中央銀行、企業といった通貨の鍵を握る中央部分が通貨を発行し、流通量も管理しています。

一方のビットコインは国や企業が発行したり管理をするものではありません。ビットコインの発行量上限は公開された2009年時点で既に2100万ビットコインと決められていました。

そして発行されるタイミングも、通常の通貨のように流通する量でコントロールされる事はなく、マイニング(発掘)という作業が行われた時にマイニング作業の報酬として発行されるという明確な決まりがあり、決まりによって管理される非常に透明性の高い通貨なのです。

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