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引退間際!?欠点だらけのビットコインとそれに代わる新しい仮想通貨

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2022.04.10

欠点の多いビットコイン

ビットコインを最初に買うのは間違い

仮想通貨初心者の方は、仮想通貨を始めた際にまずはビットコインを買う、という流れになりがちです。ビットコインは確かに時価総額第1位であり、知名度も非常に高い存在ですが、それが開発されたのは10年近く前の2009年。しかも、その後一度も改良などが行われていないために多くの問題点を抱えてしまっています。ここでは、そんなビットコインの問題点を挙げていきたいと思います。

承認速度が遅い

ビットコインはそれを使って物を買う、送金を行うといった決済を行うと、その手続きが終わるまでに10分もかかります。これは他の仮想通貨と比較して何倍も遅いもので、通貨として用いるには取引の作業に時間がかかりすぎあまりにも使いにくく大きな欠点となっています。

処理能力が低い

ビットコインはまた、その処理能力も極めて低く、1秒間に7回しか取引の処理を行えません。これは、世界中で使われているクレジットカードが1秒間に数千回の処理能力を確保していることから分かるように、全世界で用いられるには少なすぎる値です。このままでは近い将来、処理が追いつかず取引がストップする、といった事態に陥ってしまう危険性もあり極めて重大な問題点となっています。

発行上限が間近

ビットコインは2,100万枚の発行上限を持ちますが、既にほとんどの発行が終わっており、このままではマイニングを行っている人や組織に対し報酬を渡すことができません。マイニングは仮想通貨取引の際の処理を助ける必要不可欠な作業なので、報酬が払えずそれをしてもらえなくなってしまうと、ビットコインの取引自体が行えなくなってしまうかもしれません。

開発者が不在

ビットコインを作った人は不明で、またその修正と改善を行う運営も存在しません。そのためビットコインは、これまでもこれからもこれらの問題点を修復するのは不可能なのです。

ビットコインに代わる仮想通貨

ビットコイン以外で何を買えばいいのか

ビットコインは欠点だらけで駄目であると言われたとしても、初心者は他にどんな仮想通貨があるのか分からず、困ってしまいます。ここではそんな方にお勧めする、ビットコインのような欠点を持たず、安心して買うことができるような仮想通貨を紹介していきたいと思います。

イーサリアム

イーサリアムは2014年に取引が開始された仮想通貨で、ビットコインにはないプラットフォーム系の仮想通貨としての様々な機能も持ち、個人だけでなく企業からも注目されている存在です。ビットコインに次ぐ時価総額2位を長期にわたってキープし続けている比較的安定した通貨であるため、初心者の方にも特にお勧めできます。

リップル

リップルは、ビットコインと比較し、特にその取引能力に優れた存在です。送金にかかる時間や費用を抑えることを目的に作られた仮想通貨であり、決済に用いた際の適正は一級品。既に多くの銀行において導入が始まっており、今後送金の主流となっていくことによる値上がりが期待できる仮想通貨となっています。

ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュは、その名前の通りビットコインの欠点を改善し、その後釜になるべく作られた仮想通貨です。特に仮想通貨の生命線であるマイニングについて考えられており、マイニング企業と連携、それが途切れ、処理が止まるような事態を起こさないための工夫がなされています。

ライトコイン

ライトコインは、ビットコインキャッシュと同じくビットコインの問題点を改良した仮想通貨です。承認速度がビットコインの4倍である2.5分であることや、発行枚数も4倍の8,400万枚となっていることなど、その改良点が数値として見やすく分かりやすいものとなっています。自らは仮想通貨の世界において金と銀があれば銀であると主張し、他の仮想通貨との積極的な共存を目指す珍しい存在でもあります。

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