ビットコイン以外の仮想通貨の魅力
仮想通貨といえばビットコインだけれど
現在、仮想通貨といえばビットコインという程ビットコインはメジャーです。しかし、仮想通貨はビットコインだけではありません。イーサリアムやリップル、ダッシュ、ライトコインなどさまざまな仮想通貨があります。仮想通貨の数だけならば1000を超えているともいわれています。
とはいえ、投資を目的として、取引所で売買が行われている暗号通貨と呼ばれるものはイーサリアムをはじめとする20程度だといわれています。ビットコイン以外の仮想通貨、暗号通貨などをまとめてアルトコインあるいはオルトコインと呼んでいます。
アルトコインが優れている点
仮想通貨の知名度でいえばビットコインが圧倒的ですが、アルトコインはビットコインよりも優れている点があります。
ビットコインよりもブロックチェーンの作成ペースを早くし、取引や送金をスムーズに行えるようにしたり、マイニングに要するエネルギーが少なかったりするものもあります。手数料が安い場合もあります。つまり、ビットコインよりも手軽に扱うことができるのです。
アルトコインには将来性がある
アルトコインのマイニングは大半が終わっています。今から初心者がハイスペックなパソコンを用意し、莫大な電力をかけても元を取るのは難しいでしょう。ビットコインのチャートはまだまだ上昇中ですが、ある程度安定もしています。これからビットコインの価値が短期間で10倍以上になることは考えにくいです。
それと比較するとアルトコインはまだメジャーでないぶん、成長が期待できます。今価値の低いものがウォレットに仕舞いこんでいるうちに10倍、20倍と成長していく可能性もあります。ここにアルトコインならではの投資の魅力があります。
ビットコイン以外の仮想通貨の注意点
全ての仮想通貨の価値が上がるわけではない
現在、仮想通貨のチャートは右上がりの傾向が強いですが、世の中にある全ての仮想通貨の価値が今後も上がっていくというわけではありません。とくに、マイナーなアルトコインはなおさらです。仮想通貨の価値はそれを欲しいと思っている人、価値があると思っている人が増えれば増えるほど上がっていきます。
逆に、欲しいと思っている人、価値があると思っている人が少ないのならば、その仮想通貨の価値は下がってしまいます。今マイナーな仮想通貨が今後もマイナーのままであり続ける可能性も十分にあります。
初心者がアルトコインに投資をする場合はまずは失敗しても惜しくない金額でチャレンジをしてみましょう。1つのアルトコインに多額のお金をつぎ込むよりも分散して購入していく方がリスクを減らすこともできます。
扱っている取引所が少ない
仮想通貨を扱っている取引所は日本に3つあります。しかし、すべてのアルトコインを扱っているわけではありません。また、今は取り扱っていてもそのアルトコインの価値が下がってしまえば扱いを中止してしまう可能性もあります。
長期間持つことが前提
ビットコインは投資だけでなくさまざまな支払いに使うことができます。しかし、アルトコインが実際に通貨として使えるところはビットコインと比較してずっと少ないです。その上、アルトコインは使っている人が少ないので、売りたいと思ってもすぐに買いたいという人が見つからない場合もあります。
あるいは物凄く安く売るしかなくなってしまうこともあります。アルトコインは投資目的で持つ場合、チャートに一喜一憂をして頻繁に売り買いをするというよりも、長期間ウォレットに寝かせて成長を待つという方法の方が利益は出やすいです。投資の初心者はついついチャートを頻繁に見ては振り回されてしまうことが多いです。これを堪えるのが投資の成功のポイントです。
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